シャンプーハットは赤ちゃんの目、鼻、耳、口などにシャンプー剤やお湯が入らないので、是非使ってみたいと思っているママも多いかと思います。
しかし、実際にはいつから使えるのでしょう?
ここではシャンプーハットが使える時期や、使用方法などさまざまな側面から解説していきたいと思います。
この記事の内容
シャンプーハットは頭が入るのであればいつからでも使えます
基本的には赤ちゃんの頭にシャンプーハットが入れば、いつからでもOKです。
サイズの合わないものはハットがズレ落ちてしまったり、お湯などが漏れて意味がなくなってしまうので注意しましょう。
大体多くの場合、1歳前後から使用する赤ちゃんが多いようです。
メーカーによってシャンプーハットのサイズは様々
シャンプーハットのサイズはさまざまで、一般的には44cm~52cm、47cm~51cmタイプのものが多いようですが、サイズフリーというものも出ています。
また、個人差はありますが平均頭囲を参考にご紹介しましょう。
生後 | 男の子 | 女の子 |
---|---|---|
6ヶ月 | 43.6cm | 42.7cm |
12ヶ月 | 46.5cm | 45.5cm |
18ヶ月 | 47.8cm | 46.3cm |
となっています。
シャンプーハットを考える前にまず直接シャワーで流してみる
シャンプーハットは便利でもある反面、赤ちゃんが嫌がったり、音にびっくりしたり、生え際が洗えなかったりとデメリットもあります。
シャンプーハットを購入して本当に良かったというママと、せっかく購入したけど結局あまり使わなかったというママがいることも事実です。
そこで、まずシャンプーハットを購入する前に、直接シャンプーをしてみましょう。
どうしても直シャンプーに不具合を感じ、シャンプーハットの必要性を感じた場合に購入を検討してみてください。
直接のシャワーを嫌がった場合はシャンプーハットに挑戦
直接シャワーをとても嫌う赤ちゃんもいます。
頭をいじられるのが嫌いなのか、顔に水がかかることが嫌いなのかは分かりません。
しかし、直シャワーを嫌う場合はシャンプーハットを考えてみましょう。
ある程度首も座って自分の意志をはっきり表すようになると、直シャワーを嫌うようになったり、逆にシャンプーハットを嫌がったりと、いろいろ赤ちゃんによって好き嫌いが出てくることもあります。
シャンプーハットの使い方
シャンプーハットをおでこにあて片側ずつゆっくり下げる
シャンプーハットを頭の上からかぶらせますが、おでこに当てて、後はゆっくり生え際が出るまで片側ずつ左右に下ろしながらずらしていきます。
耳の付け根までかぶせて髪の毛を上に出す
シャンプーハットを少しずつおでこから下にずらしていき、耳の付け根のところまで降ろしていくと、髪の生え際もハットより上になるので、しっかり生え際も洗うことができます。
そして耳や顔にお湯やシャンプー剤が入らずに、シャンプーができるのです。
シャンプーハットを使用するメリット
シャンプーやお湯が顔にかからない
シャンプーをしたときにシャンプー剤や、お湯が顔に掛かりにくく、顔に水分が掛かることが嫌いな子どもにとっては、シャンプーのストレスの軽減にもなり、シャンプーが楽しみになる子どももいます。
中耳炎や外耳炎などになりやすい子どもにとっても、とても安全なグッズだと言えます。
また顔に炎症などがある場合は、できるだけシャンプー剤をつけたくないので、顔をシャンプー剤から守るシャンプーハットはおすすめです。
目をあけたまま自分でシャンプーできる
子どもが自分でシャンプーをしたいと言いだしたときにも、目を開けたままできます。
もちろんママにシャンプーをしてもらっているときにも目を開けていられるので安心していられるとも言えそうです。
特に目をつぶることで不安になる子どももいるので、そういう場合は子どもの不安も軽減できます。
ママやパパとお話しながらシャンプーできる
シャンプーが嫌いな子どもなども、口を閉めておく必要がないので、ママやパパと楽しくおしゃべりしながらシャンプーができます。
1歳半~2歳ぐらいになると、いろいろなことが分かってくるため、ママに「お口閉じてね」「目もしっかりつぶってね」と言われることに不安やストレスを感じる子どももいます。
そんなときにはシャンプーハットの利用価値が高まります。
慣れてきたら徐々にシャンプーハットを卒業しよう
シャンプーハットは確かにとても便利なものですが、髪の生え際など洗いにくいというデメリットもあります。
毛の生え際をシャンプーハットの上に出しても、やはりきちんと洗うためにはスペースが狭く、洗いにくくなります。
また、濯ぐときにも、シャンプーハットで境を作らない方がすっきり濯げます。
どうしても必要だという場合に使用しますが、やはりシャンプーに慣れてきたら卒業も視野に入れて使用することも大切です。
そのため、時々シャンプーハットを外してシャンプーをしてみたり、それができたら褒めてあげるなど、上手に卒業させていくようにしましょう。