子どもの成長と共に言葉をたくさん覚えて、おしゃべりも楽しくできるようになってくると、「ひらがなを覚えさせるのにいい頃かな?」と思い始めるパパママも少なくないと思います。
子どもにひらがなを教えるための知育アイテムとして人気なのが「あいうえお表」。
ひらがなだけではなく、文字に関連する絵も描かれているので、小さな子どもでも絵と文字をセットで教えることができます。
この記事の内容
お風呂にあいうえお表を貼るメリット
- 遊び感覚で楽しく覚えられる
- 毎日少しずつ覚えられる
- テレビなど他に気が散るものがない
お風呂は、毎日ほぼ決まった時間帯に行く場所であり、テレビやお菓子などの誘惑もない場所のため、集中しながら学べる場所として最適な空間です。
また、あいうえお表をただ部屋に貼りっぱなしにしているよりも、お風呂に入りながら短い時間でも、パパママと子どもが一緒に楽しく会話しながらあいうえお表と向き合えることができる分、ひらがなも覚えやすいです。
お風呂で使えるタイプのあいうえお表は、水滴で壁に何度でも貼って剥がせるものなので、壁に穴が開く心配もなければ、紙1枚なので片付けて置くのに場所も取りません。
遊び感覚で楽しく覚えられる
あいうえお表にはひらがなに合わせた絵が描かれているタイプの物がほとんど。
例えば「あ」の部分にはあひるやアイスの絵。「い」の部分にはいちごやイヌの絵など、絵を見ることでひらがなを覚えていくアイテムとなります。
「あひるの”あ”はどれかな?」とクイズを出したり、ある程度ひらがなに慣れてきたら、子どもの好きなキャラクターの名前を指さししながら教えてあげたりと、遊び感覚でひらがなと触れ合うことで、子ども自身も楽しく覚えることができます。
お兄さんお姉さん意識が高まってくる年少さんであれば、自分の名前を指さし出来るようになることで自信も出て、さらにひらがなに興味を持ってくれる子もいます。
毎日少しずつ覚えられる
一度にたくさん覚えようとする必要はありません。
毎日のお風呂タイムに、「あ行」や「か行」だけ、もしくは単語ひとつやふたつだけなど、少しずつ覚えていくのが好ましいです。
楽しいから、たくさん覚えたいからと長湯をしてしまうと、のぼせてしまう恐れがあるので、お風呂場では決して無理はせず、少しずつ覚えさせるようにパパママがコントロールしてあげてください。
テレビなど他に気が散るものがない
お部屋の中だと、おもちゃで遊び出したり、テレビを見始めたり、お菓子を食べ始めてしまったりと、小さい子どもにとっては何かと心が揺れ動く誘惑が多いものです。
その点お風呂場では、持ち込まなければおもちゃもないし、テレビもない、当然お菓子もあるわけではないので、短時間であれば集中してひらがな表と向き合うことができます。
コスパ最強はセリアのあいうえお表
あいうえお表にはアンパンマンやディズニーなどの子どもが喜ぶキャラクターものも多いですが、1,000円~2,000円と決して安価とは言えない価格帯で販売されています。
もしキャラクターものにこだわらなければ100円ショップでもあいうえお表を購入することが可能なので、コスパを優先するなら100円ショップでの購入が一番オススメです。
特にセリアで購入できるあいうえお表は、「あ~ん」までのひらがなに加え、「がぎぐげご」などの濁点、「ぱぴぷぺぽ」などの半濁点、「きゃきゅきょ」などの拗音も表記されているので、あいうえお表としてのコスパは1番最強と言えます。
ダイソーやキャンドゥのものには濁点などがない
100円ショップで販売されているあいうえお表は、ひらがなの基本となる「あ~ん」までしか表記されていないものが多く、なかなか濁点、半濁点、拗音まで表記されているあいうえお表を見かけることがありません。
100円ショップとして身近なダイソーやキャンドゥも同様で、あいうえお表の取り扱いはあるものの、ひらがなの基本「あ~ん」までの表記の物ばかり。
大きな違いと言えば、表のデザインや紙質ぐらいです。
入門編としてはダイソーやキャンドゥでもあり
とりあえず「基本のひらがなから覚えさせたい」という場合には、入門編としてダイソーやキャンドゥの「あ~ん」までのあいうえお表で十分です。
ダイソーのあいうえお表は、ひらがなが大きめに印刷され、全体的にカラフルなデザインなのに対し、キャンドゥのあいうえお表は、白を基調とし、ひらがなよりも絵が目に付きやすいとてもシンプルなデザイン。
同じ「あ」でも、ダイソーは「アイスクリーム」、キャンドゥは「あひる」と、絵に違いがあるので、ダイソーとキャンドゥでそれぞれ1枚ずつあいうえお表を購入し、日替わりで使い分けながら使用すると、子どもを飽きさせず、尚且つひとつでも多くの単語を覚えることも可能です。
あまりこだわらなければたった100円で買えてしまう「あいうえお表」。
子どもに文字を教える際には是非取り入れてみてはいかがでしょうか。