赤ちゃんと一緒にお風呂に入る上で便利アイテムと言われているものの1つがベビーバスチェアです。
しかし、ベビーバスチェアの購入にあたって、
「ベビーバスチェアってどんなものを買えばいいの?」
「ベビーバスチェアはいつまで使えるの?」
そんな風に思っているママも少なくありません。
ここではベビーバスチェアの種類や、使用時期、使うメリットなどを解説したいと思います。
この記事の内容
ベビーバスチェアのタイプは大きく2種類ある
首が座る前から使えるタイプ
ベビーバスチェアでも首が座る前から使用できるタイプもあります。
生後1ヶ月ごろまでは沐浴がおすすめですが、2ヶ月ごろにはそろそろママ、パパとのお風呂デビュー。
でもまだ完全に首が座ってないうちは、結構赤ちゃんとのお風呂にてんやわんやです。
特にママ1人でお風呂に入れるときなど、ベビーバスチェアがあればとても楽に安心してお風呂に入れることができます。
この時期に使用できるベビーバスチェアは、リクライニング式でまだ首が座るまではフラットにして赤ちゃんを寝かすこともできるタイプです。
首だけでなく、腰が座るまではお座りもぐらぐら。
そんなときでもリクライニングを上手に利用すれば安心です。
首が座ってから使えるタイプ
首が座ってから使用できるタイプは、生後3ヶ月からの使用や生後6ヶ月からの使用など、スタート月齢はいろいろなタイプがあります。
首が座ってから使えるタイプの方が長く使えるということが言えるでしょう。
ママがちょっとシャンプーを行っているときなど、数秒目を離しても安心です。
卒業は本人が座らなくなるまで
ベビーバスチェアの卒業は、子供が座りたがらなくなった頃と言われています。
サイズが合わずにきつくなった場合や、子供がつまらないと感じるようになるなど、自分から座りたがらなくなるので、そうなったら卒業と考えましょう。
もし、ベビーバスチェアが必要ないほど大きくなっても、子供が遊びで使いたいと思っているうちは、まだ無理に卒業させることはありません。
ただし、サイズが合わなくなって使用が危険な場合は、使用をやめさせることが必要です。
また、お風呂場が狭いときには、躓いて事故の元になるので、卒業は早めにすることをオススメします。
ベビーバスチェアを使うメリット
洗う時に両手が使える
ベビーバスチェアを使うことで、普通なら片手で赤ちゃんを抱え込んで片方の手で洗うようになりますが、両手でしっかり赤ちゃんを洗ってあげることができます。
特にすすぎのときなどシャワーを当てるときにも、湯温を確かめるなど両手が使用出来るので安心です。
そして顔を手で避けながらシャワーを当てるなど、両手が使えると何かと便利なことがたくさんあります。
ちょっとだけなら待ってもらえる
また水の中に入れておくわけではないので、1分程度なら目を離しても危険ではありません。
サッとタオルを持ってくるタイミングや、ママがシャンプーをして目が開かないときなども安心して座らせておくことができます。
ただし、ママがシャワーを使用しているときなど、シャワーや石鹸が赤ちゃんにかからないように注意しなければなりません。
湯冷めには注意しよう
湯船の中にいるわけではないので、座らせておくと湯冷めをしてしまうことがあります。
つい安心してママもゆっくり体を洗ったりシャンプーをしてしまうと、赤ちゃんは湯冷め状態となってしまいます。
その辺りのことを忘れずに頭に入れておき、あまり安心して座らせておくことは避けましょう。
やはり赤ちゃんとお風呂に入るときには、ママより赤ちゃん優先で短い時間のお風呂タイムを心掛けることが大切です。
かさばるため収納に困るという家庭も
ベビーバスチェアは意外とかさばるので収納はちょっと困ることも。
お風呂場が小さいところでは、お風呂場に置いておくこともできません。
やはり生活環境によっては、サイズなどの小さいものを選ぶことが大切です。
また、空気を入れるエアータイプのベビーバスタイプなら軽いので、どこか上に掛けておく工夫ができると思います。
バスチェアは必ずしも必要なアイテムではない
ここまで解説した通り、ベビーバスチェアはとても便利なグッズと言えます。
だからといってちょっと気を緩めると、事故や湯冷めなどの原因にもなるので注意が必要です。
ただし、ベビーバスチェアは絶対に必要不可欠なものかというと、そんなことはありません。
お風呂に入れるときにママはちょっと大変かも知れませんが、それも少しの間です。
お風呂に入るときに、バスタオルのセッティング、おむつやベビー服の準備、ミルクの準備などをしっかりしておけばそんなにお風呂も難しいことではありません。
ベビーバスチェアは最初便利だと思っていたけど、だんだん使用しなくなってしまったというママも結構います。
狭いお風呂場においても結局赤ちゃんにお湯がかかってしまうので、あまり利用価値がなかったということもあります。
そのため、お風呂の環境なども考えて購入を決めるようにしましょう。
赤ちゃんと一緒にお風呂に入るアイテムならスイマーバなども便利です。