【育休中の過ごし方】育休中に取得したいオススメの資格

育休中に何か資格を取得できれば…と考えるママも少なくないと思います。
仕事に役立つ資格から生活に役立つ資格まで、世の中には様々な「資格」が溢れています。

必ずしも資格を保持していなければいけないというわけではありませんが、資格はその人の能力や知識を証明する目安となるものです。

資格を取得することでスキルアップも狙えて、育休後の即戦力として活躍することもできるため、気になる資格があれば是非挑戦してみましょう。

育休中に資格を取得して仕事復帰のための準備をしよう

資格取得を本気で狙うなら、育休中から始めるのではなく、産休に入った時点で動き出すのが理想です。
まずはどんな資格を取得したいのか、どんな資格なら自分自身にとって今後役立つのか決めるところから始まります。

産休に入ると時間を持て余してしまうママは多いです。出産準備さえ整ってしまえば、あとは陣痛がきて出産するその時が来るのを待つだけになります。

しかし、出産すると赤ちゃん中心の生活となり、朝夜関係なくおむつやミルクで泣く赤ちゃんのお世話に付きっ切り。

一息つく間もない程忙しくなってしまいますが、赤ちゃんの生活リズムが整ってくると、生後3~4ヶ月後には夜もまとまって寝てくれるようになるので、ママも時間を上手に使えるようになってきます。

後々の職場復帰を考えてスキルアップを目指すのであれば、産休中と生後3~4ヶ月後の育休中に資格取得を目指すのがひとつの狙い目。
育休中の資格取得は、仕事復帰のための準備期間としてオススメな期間と言えます。

まずは育休中の試験勉強時間を把握しよう

勉強する女性

育休期間は人によってそれぞれ違います。育休中にどれくらいの勉強時間が確保できるかにもよって、挑戦できる資格も変わってくるでしょう。

一般的に勉強するタイミングが取れるのは、産休に入って出産を迎える直前まで、そして、赤ちゃんのお世話に慣れて落ち着いてくる産後3~4ヶ月後から育休が終わるまでの間となります。

産休中であれば赤ちゃんが生まれる前なので、試験勉強もより集中することができ、1日5時間程勉強することも可能です。

産後直後は勉強よりも赤ちゃんのお世話で余裕がなくなりますが、落ち着いてくれば、赤ちゃんがお昼寝している間や夜寝ている間など、ちょっとした隙間時間に勉強することが出来るようになるので、1日2~3時間程の勉強時間が取れるようになります。

しかし、それは理想的な時間であり、実際のところ家事もこなさなければいけないママにとっては、お昼寝中も夜寝ている間も勉強どろこではないかもしれません。

また、赤ちゃんによっては夜泣きする子であれば、ママは寝る時間すら取れないことも考えられ、産後の勉強に関しては予測すら不可能と言えます。

資格取得を目指し時間を上手に使っているママは、予め「寝ている間に勉強する」などとは決めずに、その日その時の隙間時間で少しづつ参考書を読んだり、問題を解いたりと勉強しているママが多いようです。

次に取得したい資格を決めて試験日程を確認しよう

試験によって試験日や試験実施回数にも違いがあります。取得したい試験が決まったら試験日程が産休中・育休中に臨めるか確認しておきましょう。

特に出産予定日付近が試験日程と近ければ注意が必要です。せっかく試験勉強していても、試験日前や当日に出産を迎えてしまったら試験どころではなくなります。

そして、出産直後も試験に臨むのはかなり難しいので、出産予定日と合わせて試験日程も必ず確認する必要があります。

育休中に取得したいオススメの資格

国家資格から民間資格まで、そして資格のジャンルによっても実にさまざまな資格があります。
今回は育休中の取得にオススメであり、実際に育休中に取得を目指すママに人気のある資格を8種類ご紹介いたします。

仕事復帰した際には即戦力となれる資格ばかりですので、育休中の資格取得で何を目指したらいいのか決めかねているママは、是非参考にしてみてください。

医療事務認定実務者(R)/全国医療福祉教育協会

女性に人気の資格のひとつとして知られる医療事務。主なお仕事は、病院の受付で患者さんの対応、医療費の計算、診療報酬明細書の作成など。
受付業務なので、接遇やマナーに関する知識なども学ぶことができます。
病院の受付業務には、資格がなくても就くことが可能ですが、医療に関する専門的な知識や技能を身に付けることで、現場の即戦力となれる資格です。
病院は全国各地にあり常に求められている場所なので、安定した職業であると言えます。

試験日程 毎月実施
試験会場 宅在受験、会場受験(会場受験は、認定機関の講座受講生のみ対象)
試験形式 学科問題(マークシート)30問、実技試験(マークシート)外来1症例
試験時間 90分
受験料 一般受験5,000円(税込)
標準学習期間 約4ヶ月
受験資格 特になし
合格基準 学科、実技それぞれ正答率6割以上を合格
合格率 約60%~80%
参考URL http://iryou-shikaku.jp/exam/certified_practitioners.php

日商簿記

産後復帰後に経理・財務関係の職を目指すのであれば、簿記を取得しておいて損はありません。
経理・財務は職種関係なく、どのような職場でも求められるので、就職の際にはとても有利となります。

簿記検定で身に付けたスキルは、仕事面だけではなく家庭においても大変役立つので、就職・転職に関わらず取得したい資格として非常に人気が高いです。
独学でもしっかり勉強することで十分合格は狙えますので、育休中に集中してまずは3級を目標に挑戦してみてはいかがでしょうか?

受験等級 1級、2級、3級
資格種類 公的資格
試験日程 毎年2月、6月、11月実施
試験会場 商工会議所ネット試験施行機関により全国各地で実施
試験形式 記述式
試験時間 120分
受験料 2,800円(税込)
標準学習期間 約3.6ヶ月
受験資格 特になし
合格基準 70%以上
合格率 約30%~50%
参考URL https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping

※上記試験概要は3級のもの

ファイナンシャルプランナー(FP)

保険、税金、年金、住宅ローン、不動産、教育資金、相続、資産運用などのあらゆるお金の流れや不足を解決する、お金に関する専門家です。
ファイナンシャルプランナーを取得していると、不動産業界や金融業界などをはじめとする幅広い業界で活躍することができます。

また、専門知識を習得することで独立の道を目指すことも夢ではありません。
もちろん、ビジネスとしてだけではなく、自身や身近な人の相談、解決に役立つ資格でもあります。

3級は難易度が低いため、合格者の中には「約1~2ヶ月の自宅勉強で合格できた」という声も上がっています。
育休中の短期集中型で挑戦しても、十分スキルアップ可能な人気の資格です。

受験等級 2級、3級
資格種類 国家資格(技能検定)
試験日程 毎年5月、9月、1月実施
試験会場 全国57地区98会場で実施
試験形式 筆記(マークシート形式)
試験時間 学科120分/実技60分
受験料 6,000円(非課税)
標準学習期間 約6ヶ月
受験資格 特になし
合格基準 学科36点以上/実技60点以上
合格率 約60%~70%
参考URL http://www.jafp.or.jp/

※上記試験概要は3級のもの

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

「パソコンが苦手」という人でもWordやExcelを使って何か作業をする機会はあると思います。
それがビジネスシーンであれば、マイクロソフトオフィスとは切っても切れない関係ですよね。

育休中にパソコンスキルをアップしておけば、いざ仕事復帰した時に業務をよりスムーズに進めることができるようになります。

また、転職の際にはパソコンスキルを聞かれるケースも多くなりましたので、実力をアピールする武器にもなります。
Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの5科目の中から必要な科目を選んで受験することができます。

受験可能なレベルには一般的な「スペシャリストレベル」と上級者向けの「エキスパートレベル」の2種類ありますが、今回は「スペシャリストレベル」としてのご紹介です。

受験レベル スペシャリストレベル、エキスパートレベル
受験科目 Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookより希望の科目
資格種類 民間資格
試験日程 毎年1~2回実施
試験会場 全国の一斉試験実施会場より選択
試験形式 コンピュータを使った実技試験(CBT試験)
試験時間 50分
受験料 10,584円(税込)
標準学習期間 約1~4ヶ月
受験資格 特になし
合格基準 1000点満点中、約550~850点が合格ライン(正確な合格点は非公開)
合格率 約90%
参考URL http://mos.odyssey-com.co.jp/index.html

※上記試験概要はスペシャリストレベルのもの

食生活アドバイザー(3級)

私たちの生活に欠かせない「食」に関するスペシャリストとして、家族や身近な人の食生活について的確なアドバイスができるようになります。
食材や栄養、調理法や献立、食中毒防止の衛生管理、生鮮・加工食品の表示、テーブルマナー、食マーケットまで、幅広い知識の習得が可能。

特にこれから赤ちゃんを迎えるマタママさんは、生まれる赤ちゃんがいずれ離乳食をスタートする時や家族が健康的な食生活を送るために、食生活アドバイザーで得た知識が非常に役立ちます。

また、飲食店、スーパー、福祉施設、教育機関、食品メーカーなどの食に係るお仕事でも、食生活アドバイザーとしてその知識を武器に即戦力となれる注目度の高い資格です。

受験等級 2級、3級
資格種類 民間資格
試験日程 毎年7月、11月実施
試験会場 札幌、仙台、埼玉、千葉、東京、横浜、新潟、金沢、静岡、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡
試験形式 選択問題(マークシート形式)
試験時間 90分
受験料 4,700円(税込)
標準学習期間 約4ヶ月
受験資格 特になし
合格基準 100点満点中60点以上
合格率 約65%
参考URL http://www.flanet.jp/

※上記試験概要は3級のもの

宅地建物取引士

私たちの住まいに係る土地や建物に関する不動産売買、賃貸の仲介など、不動産業界をはじめ、住宅メーカーでも即戦力となる国家資格。
物件契約者に対して、重要事項説明書の作成やその内容を説明ができるのはこの宅地建物取引士の資格を持つ者だけとなります。

街中で見かける住宅展示場で案内してくれる人にも、宅地建物取引士を保持している人が多いです。
合格率は約15%と決して高くはありませんが、合格すれば一生モノの資格となるため、不動産業界に興味のある人、産休明けの職場復帰に備えて取得を目指す人など、根強い人気の資格となっています。

近年では、男性に負けず女性の受験者も非常に多く、宅地建物取引士取得で男性同様に現場で活躍する女性が増えているようです。

資格種類 国家資格
試験日程 毎年1回、10月の第3日曜日
試験会場 在住の都道府県
試験形式 マークシート
試験時間 2時間
受験料 7,000円(非課税)
標準学習期間 約6ヶ月
受験資格 特になし
合格基準 50点満点中約35点(合格点は毎年変動あり)
合格率 約15%
参考URL http://www.retio.or.jp/

保育士

これから出産を迎えて実際に育児を行っていく時だからこそ、保育士という職業に魅力を感じるママも多いようです。
保育士資格は国家資格なので、取得してしまえば一生の財産となるだけではなく、育児のプロとして保育園以外にも、児童養護施設や商業施設の育児ルームなど、幅広い場で活躍することのできる魅力的な資格のひとつ。

現代は働くママが多い反面、保育の現場では保育士不足として社会問題にもなっています。
育休中に資格を取得し、産後の自らの育児で実際に生かすことで、実際に得た知識と経験を保育という現場で発揮し即戦力となれます。

国家資格の中でも難易度の高い資格ではありますが、育休中に短期集中で勉強して保育士資格を所得したというママも実際にいるので、勉強次第では一発合格も夢ではありません。

資格種類 国家資格
試験日程 前期(4月筆記、7月実技)、後期(10月筆記、12月実技)の年2回
試験会場 全国(各都道府県で1ケ所)
試験形式 マークシート・実技
試験時間 科目によってそれぞれ。
詳しくは参考URLを参照
受験料 12,950円(税込、郵送料込)
標準学習期間 約8~12ヶ月
受験資格 最終学歴等によって変わる。
詳しくは参考URLを参照
合格基準 合格基準6割以上
合格率 約10~20%
参考URL https://www.hoyokyo.or.jp/

TOEIC

英語が好きな人や仕事で英語を使う機会が多い人はTOEICの受験がオススメです。
TOEICには合格・不合格の判定はなく、個人の英語力を検定し、スコアによってランク付けされていきます。
そのため、学生時代に身に付けた知識を基に臨むこともできるので、人によっては前もっての試験勉強も必要ありません。

TOEICスコアを参考に採用する企業も増えており、ビジネスシーンでも英語力を問われる場面が多くなっています。
受験者で一番多いのがスコア600あたりで、最低限の英会話でコミュニケーションができるレベル、と言われています。

もちろん育休期間を使って勉強し、ハイスコアを狙うことも可能です。
幸い、試験日程も年10回と多く実施されているので、自分の育休期間や体調に合わせて挑戦できるのは嬉しいですね。

資格種類 民間資格
試験日程 年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)
試験会場 全国約80都市で実施
試験形式 リスニング&リーディング
試験時間 2時間
受験料 5,725円 (税込)
標準学習期間 約3~4ヶ月
受験資格 特になし
参考URL https://www.iibc-global.org/toeic.html

もちろん子供との時間が第一優先

産休中と違って出産後は赤ちゃん中心の生活にガラリと変わるので、ママは自分の時間を確保することが難しくなります。
朝も夜も関係なく泣く赤ちゃんに、ママは付きっきりとなるでしょう。

赤ちゃんが成長していっても育児に休みはなく、ママがゆっくりできるのは随分と先のこととなると思います。
だからこそ、産休育休中に、スキルアップや職場復帰を見越して資格取得を考えるママは多いようです。

しかし、育休と一言に言っても育休期間は人それぞれで、長い人もいれば短い人もいるため、育休中に資格取得に向けて勉強するには、期間が足りない場合もあります。

育休中の取得に間に合わない時でも、次の試験日に向けて引き続き資格取得を目指すことは可能なので、気になる資格があれば是非挑戦してみてはいかがでしょうか。

資格取得を目指すとは言え、やっぱり子供との時間は何よりも大切です。

子供と過ごす時間を優先しつつ、上手に時間を使って自分にとってためになる資格を取得してください。