企業託児所に子どもを預けるメリットとデメリット

託児所

子育てと仕事を両立するためには、やはり保育園などに子どもを預けることが必要となります。
しかし、保育所に空きがない場合や、時間や場所などの問題もあり、企業託児所を利用したいと考えているママも多いようです。

そんなママたちのための企業託児所のメリットデメリットなどをまとめてみました。

企業託児所とは

企業託児所とは企業によって提供される託児所のことで、多くは事業所内やその近隣にあります。
目的は従業員が子どもを預けることで、仕事ができるように設置された保育施設です。

最近はいろいろなメリットがある企業託児所を利用したいというママも増え、企業託児所完備の仕事に働きたいと希望しているママも増えています。

政府でも待機児童解消のためにも、このような企業主体での託児所を勧めているのです。
しかし、無認可の施設がほとんどとも言われており、企業全体から見るとまだまだ少ないというのが現状です。

企業託児所が設置されている割合

託児所で遊ぶ子どもと先生

なかなか地域の託児所に入れないママも、特に都会にはまだ多く存在しています。
そのため、今は無認可の個人託児所などに預けなければならずに、結局事故などのリスクに晒されているのです。

企業託児所がある企業への就職を考えているママも多いわけですが、やはり託児所設置のある企業はとても少ないのが現実となっています。
実際には全企業の約3%が企業託児所を設置していると言われているのです。

事業所自体が保育士を雇って企業が運営しているという場合もありますが、施設を事業所内や近隣に企業側がつくり、運営は保育サービス業者への委託というかたちをとっている場合も多くなっています。

参考資料:事業所内保育施設の状況(厚生労働省)

企業託児所に預けるメリット

託児所の利用料が安い

企業内託児所は、それ自体を事業として営利目的で行っていない企業が多く、女性従業員を確保するためや、従業員へのサービスなどの意味から行っているところがほとんどです。

そのため、利用料は一般の託児所に比べ驚くほど安くなっていることが多く利用しやすくなっています。

送り迎えが楽

企業託児所はそれぞれの事業所内に設置されていたり、敷地内に設置されていることが多くなります。

事業所が近隣にいくつもある場合は、幾つかの事業所が一緒に利用できるように、託児所単独でどこの事業所からでも便利なところに設置されている場合もありますが、職場から近いところに設置されています。

そのため、朝の託児所への送り時間も短縮でき、帰りもすぐに会社が終わればお迎えに行けるので、ママとしても気持ちに余裕ができます。

「急に熱が出た」「体調が悪い」など、緊急のことがあってもすぐにお迎えに行くことができるとうところも小さい子どもを持つママならではの安心感があります。

残業で多少遅くなっても理解してもらえる

残業などで少し遅くなっても、事業所内での託児所などは時間の融通が利くというメリットがあります。

託児所側も従業員が働きやすいためという意味を心得ているので、一般の託児所のように時間に厳しくないことがほとんど。
そのため、託児所に連絡さえしておけば、ある程度の融通が利きくことが期待できます。

企業の就業日と連動しているため土日でも預けられる

仕事が土日にある人などは、なかなか一般の託児所は利用できません。
しかし、企業託児所であれば、ほとんど企業の就業日には利用できるようになっているため、土日勤務があっても安心して預けることができる場合がほとんどです。

どうしても一般の託児所などでは、土日勤務ではパパが子育てを担当するなどが必要となります。
夫も土日勤務がある場合などでも、企業託児所なら安心です。

企業託児所に預けるデメリット

子ども連れで出勤しなければいけない

満員電車

企業託児所の多くは事業所内やその近辺にあることがほとんどです。
そのため、事業所まで、子どもを連れて行かなければなりません。

例えば電車などに乗って事業所まで通勤する場合は、赤ちゃんでも満員電車に乗せていくことになります。
これは当然デメリットと感じるママが多いのではないでしょうか。

しかし、一般託児所が自宅の近くにない場合は、朝託児所に寄ってから会社に行き、帰宅後も託児所に寄ってから自宅に帰るということで、時間的なロスも多いのです。

そのため、そのまま出勤できるということをメリットとして受け取っているママもいます。
特に自転車や車で通える場合は、逆にメリットと考えられていることも多いのです。
ただし、電車通勤の場合などはデメリットとなることもあります。

会社を休む時は預けられない

企業内託児所は基本的に会社に出勤するときのみという契約であり、会社を休むときには預けられないというデメリットがあります。

この辺は特に問題がないと考えているママもいる一方で、やはり託児所を有効に使いたいママにとってはデメリットと感じているようです。

施設環境が整っていないケースも

企業内託児所といっても、その環境レベルはいろいろです。
一般の託児所と変わらないほどの施設内環境が整っている場合もありますが、多くの場合施設環境は完璧に整っているとは言い切れない場合が多いのです。

無認可託児所が多いため、いろいろな面で劣っていることもあり、この部分もデメリットの1つと言えるかも知れません。

保育園が良いか企業託児所かは個人の考え方次第

散歩している園児

企業託児所にはメリットとデメリットがありますが、どちらが良いかはいろいろな条件やママの考え方によっても違ってきます。

預けるところがなく、どうしても仕事をしなければ生活できないという厳しい状況にある場合は、とにかく事業所内で託児所があるというだけで、とても有り難いと思えるはずです。
また、自宅と事業所内託児所の位置関係も重要となります。

やはり朝のラッシュアワーの電車に赤ちゃんを乗せていくのは大きなデメリットです。
しかし、事業所託児所が近ければベビーカーや自転車、車などを利用できる可能性があります。

また、ラッシュとは逆方向の電車に乗って事業所に通える場合は、行きも帰りも空いている電車に乗れるので、特にそれがデメリットにならない場合もあるのです。

このように自宅と事業所の立地の関係も、企業託児所が預けやすいかどうか違ってきます。

残業とまでいかなくても、退社時間がずれる仕事内容の場合は、やはり時間的な融通が利く事業所内託児所はとてもありがたいものと感じるはず。
このようにいろいろな条件や環境、そしてママの考え方などによって企業託児所への思いも違ってくるため、家庭のライフスタイルに合わせてよく検討してみてください。

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2018.09.19