ベビーカーは赤ちゃんがいる家庭の必需品だと思われていますが、実は必ず必要とは言い切れません。
アイテムの1つとしてあればもちろん便利ですが、無くても抱っこ紐やスリングなどがあれば特に問題はありません。
ベビーカーもけっして安価なものではないため、生活の中で必要性を感じなければ購入する必要もありません。
ここではその理由などについて解説したいと思います。
この記事の内容
ベビーカーは必ず必要なアイテムではない理由
ショッピングやお医者さん、銀行など必要なところに、どうしても赤ちゃんを連れて行かなければならないときには、おんぶ紐や抱っこ紐、またはスリングを利用しても問題ありません。
おんぶや抱っこはママと体がくっついているので、赤ちゃんはとても安定した気持ちでいられます。
外を見せたいときでも、おんぶならママの目線で背中越しに同じ景色を見ることができます。
ベビーカーも便利ですが、特に電車などに乗るときなどは、階段で折りたたんだベビーカーを持ち、電車に乗ったらベビーカーを開いて乗せ、また駅から出るときには折りたたむなど意外と大変です。
それに比べておんぶや抱っこはとても簡単。
ベビーカーがなくてもおんぶ紐や抱っこ紐があれば特に問題はありませんが、逆におんぶ紐や抱っこ紐を持たずベビーカーだけはおすすめできません。
ベビーカーを使用する場合でも、おんぶ紐や抱っこ紐のどちらか1つは持っておきたいものです。
ベビーカーはかさばる時がある
移動するときにベビーカーが逆にかさばってしまい、不便だということもあるのです。
そんなときにはおんぶ紐や抱っこ紐を上手に利用した方がおすすめです。
子どもが大人しく乗ってくれない時がある
子どもがベビーカーに飽きてしまうと、とにかく体を揺すったり、思い切り傾向いたり、のけぞったりします。
このようなことをされるとベビーカーは安定が悪く、ママは手の力でコントロールせざるを得ません。
これでは逆にママも疲れてしまいます。
子どもが乗っていることに飽きてしまうと、靴や靴下を脱ぎ捨ててしまったり、いたずらをすることもあります。
抱っこ紐の方は移動が早い
ベビーカーはやはりかさばるので、抱っこ紐を使用した方が移動は早いこともあります。
それにママの疲れも抱っこ紐やおんぶ紐を使用した方が、楽だったりするのです。
車がメインのためベビーカーをあまり使わない
車移動がほとんどのママなら、おんぶ紐や抱っこ紐を上手に利用した方がずっと楽ではないでしょうか。
車からベビーカーを降ろしたり、トランクにしまったりするのもママにとっては結構重労働です。
トランクなどに出し入れする間に、待ちきれない子どもがどこかに歩いて行ってしまうこともあり大変です。
スーパーやデパートには基本ベビーカーがある
最近はスーパーやデパートなどのショッピング施設には、ベビーカーが準備されているところがほとんどです。
中には子どもが喜ぶような、人気キャラクターのデザインがされたキャラクターカーがあったり、もっと小さい子ども用にはリクライニング式のラックが付いているタイプのベビーカーも準備されているので、わざわざ大変な思いをしてベビーカーを持ってい行くことはないのです。
行き帰りはおんぶ紐や抱っこ紐を利用して、施設内では備え付けのベビーカーを利用する方がママは気楽だったりします。
人混みの中では迷惑をかけることがある
ベビーカーを持っていても使用していても、電車の中や電車のホーム、駅構内の混んでいるときなど、人混みの中で迷惑を掛けることもあります。
特に通勤・帰宅ラッシュなどの混む時間帯は、ベビーカーの持ち込み乗車は避けたいものです。
エレベーターを探さなければいけないことがある
ベビーカーを使用していると基本エスカレーターは使用できないため、エレベーターを使わなければいけません。
エレベーターがたくさんあるデパートであればいいですが、数が少ないと混雑していてなかなか乗れないというケースもあるため、移動に時間が掛かります。
建物の中の狭い通路などが通りにくい
建物、店の中、狭い道路などではベビーカーを使用すると通りにくかったり危険な場合もあります。
また、車が通るところは、ベビーカーに乗っている子どもの高さが、車の排気ガスを吸いやすい位置でもあるので、抱っこやおんぶをした方が子どものためにも安心です。
雨の日など天候が悪い日は移動が大変
雨が降ってしまうとベビーカーの移動は非常に大変です。
雨の日は道路も滑りやすく、ママも傘を差してしまうとベビーカーの運転も不安定になってしまいます。
雨の日は車、もしくはタクシーや公共の交通手段を使う方が安全です。
移動中は抱っこ紐を使用し、現地でベビーカーを借りれば問題ない
外出する場所にもよりますが、目的地にベビーカーが借りられるところなら移動中は抱っこ紐を利用し、現地ではベビーカーを借り、帰りはまた抱っこ紐を使用するというのが一番合理的だと言えそうです。
またそのときのシーンによっては抱っこよりおんぶの方が良い場合もあるので、抱っこもおんぶも兼用できる抱っこ紐ならよりおすすめです。
ベビーカーが全て貸し出されている場合もあるため注意しよう
目的施設でも休日など子ども連れの多い日は、ベビーカーが全部貸し出されてしまっていることもあります。
特に小さい赤ちゃん用のベビーカーなどは数が少なく、またキャラクタータイプのものはそれをお目当ての子どももたくさん来るので注意しなければなりません。
ショッピングモールなどではショッピングカートにも子どもを乗せる部分があるので、ベビーカーの台数は意外と少ない場合もあります。
そのため、人が多い休日などは注意しましょう。
また、今はベビー用品のレンタルサービスなどを行っているところもあります。
購入してあまり使用しなかったりした場合などはもったいため、そういったサービスを利用してみるのもオススメです。