保育園でよく虫に刺されて帰ってくる場合の虫除け対策

散歩中の園児

保育園に行くようになると、どうしても外での遊びも増えるので、虫刺されが多くなり不安になってしまうママもいるかと思います。

しかし、教育的な面や成長的な面を考えると、虫刺されをあまり怖がっているわけにもいきません。

できるだけ保育園などの目の届かないところでの虫刺されを減らすためには、どのようにしたらいいのか。
虫刺され対策について解説したいと思います。

保育園生活は外遊びやお散歩が多いため虫に刺されやすい

散歩している園児

保育園では外遊びの時間も多く、どうしても虫に刺されやすい機会が増えます。

集団行動なので、子どもに対してママのようにマンツーマンでこまめな虫刺され予防をすることはできません。

そのため、特に保育園生活がスタートした年などは、今までより極端に虫刺されが多くなったように感じることもあるのではないでしょうか。

保育園に登園する時の虫刺され対策

肌の露出を抑えた服装を選ぶ

保育園での虫刺され予防はママの手の及ぶところではないので、登園する前にしてあげることしかできません。

そこで、まず私服の場合は露出を抑えた服装を選ぶようにしましょう。
もちろん真夏に長ズボンに長袖というわけにはいきません。

しかし、少し長めのズボンや、上着も5分袖など少し長めにするなど、太ももや二の腕など柔らかい肌の部分を露出しないだけでも、特に蚊などの被害は減らせます。

柔らかい部分が刺されると悪化しやすいこともあり、少しでもズボンやスカート丈、袖丈を長めにするメリットがあるのです。

虫除けシールや虫除けリングを使う

保育園に通うようになると、木や草の多いところに散歩に行くことも多くなり、また園庭で遊ぶ時間も増えます。

しかし、そのたびに虫除けスプレーを使ってあげることは出来ません。
ママにとってはとても歯がゆい思いかも知れません。

そのため、虫除けシールや虫除けリングがママたちの中で人気となっています。

虫除けシール

虫除けシールの成分は、天然100%のものや合成化学物質配合のものなどタイプはいろいろ。

また、有効時間もメーカーによって違い、短いものでは約6時間、最大でも約12時間程度のものがほとんどです。
そのため、朝貼っても夕方の虫の多い時間には効力が低下している場合もあります。

また、虫除けシールの効果は虫が嫌いな臭いを出しているため、虫が寄って来にくいという効果がありますが、虫が寄らないと言い切るほど効果は期待できません。

虫除けリング

虫除けリングの場合の有効時間もメーカーによって違いますが、短いタイプで半日、長いタイプで1ヶ月というものなどがあります。

足首や手首にはめておくだけで効果があるというものですが、これも虫除けシールと同じように虫が近寄りにくくなる効果はありますが、近寄らないと言い切れるほどの効果はありません。

しかし、ママのできることがあまりない中では、少しでも効果があるものを使用したいのも当然です。

ただし保育園によっては虫除けシールやリング使用禁止のところもあるので、チェックしてから使用しましょう。

虫除けスプレーなどを塗っていく

虫除けスプレーも1度スプレーすると何時間も保つものなどもあるため、虫除けスプレーを塗っていくことは有効です。

しかし、その中に含まれているディートという殺虫剤成分が今問題視されています。
子ども用の虫除けスプレーは、ディートの濃度がとても低いものとなりますが、その分虫除け効果も低下。

また、小さい子どもならディートを使わず、ハッカ精油など配合の天然成分の方が安心ですが、やはりこれも効果は低くなります。

そのため、朝保育園に行くときに子ども用の虫除けスプレーを使用しても、せいぜい午前中有効な程度。
それでもやらないよりはやった方が安心だというのであれば、天然成分100%虫除けスプレーがおすすめです。

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服装は園によっては決まっている場合があり調節できないことも

できるだけ露出の少ない服装が理想ですが、もちろん保育園によっては制服の場合もあり、それによっては服装をコントロールすることは出来ない可能性もあります。

虫除けスプレーのことは事前に園に聞いておく必要がある

園児と先生

虫除けスプレーを塗ってくることを禁止している保育園や幼稚園もあります。
そのため、虫刺されが気になる場合は事前に虫除けスプレーを塗って登園してもいいのか確認しておきましょう。

また、保育園によっては外出のときに、虫除けスプレーを子どもたちに使用しているところもあります。
それによって例えば、園の使っている虫除けスプレーの成分が気になるというママもいるかも知れません。

それぞれの考え方や子どもの肌質の違いもあるので、まず虫除けスプレーが使われているのか保育園側にチェックしておくことも大切です。

虫刺されが多い場合は先生に相談してみよう

やはり保育園に通うようになって、虫刺されが多くなったと感じる場合は、様子を見て先生に相談することもいいかもしれません。

家庭にいたときより少し多くなったぐらいは当然のことであり、外遊びなど子どもの成長のためにも仕方ないレベルと考えられます。

虫刺されによって肌が異常に反応し、ただれやすいというような場合は保育園の先生に相談してみましょう。

そのときに医師の診断を受けておき、普通の子どもより肌が弱いという医師の診断があれば、保育園も協力してくれるはずです。

本当に肌が酷い状態になりやすい子どもであれば、いつも見ている先生も気づいているはずなので、例えば持参した虫除けスプレーを、例外として使ってもらうなど相談してみましょう。

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