主婦の方がパートやアルバイトをスタートしたいと考えたときに、なかなか面接に受からないということがあります。
「家計を助けるためにちょっとでも収入を増やしたいのに…」
特に子育て中の主婦の方は自分の都合だけではないため、なかなか企業の条件に合わないことも多いようです。
もしパートの面接や書面で落ちてしまった場合、その要因をもう一度見直して、雇う側が雇いたいと思われるような人材になることも大切です。
ここではそんなパートの書面や面接で、落ちる理由や要因を解説していきます。
この記事の内容
主婦がパートに落ちやすい特徴
これから出産の予定がある
パート募集は、すぐにでも働き手が欲しいときに行います。
そこでパートは普通の就職に比べある程度の即戦力になるかということが、一番重要なのです。
そのため、これから出産の予定がある女性は雇う側からすれば、落とす条件となります。
乳幼児がいて早退する可能性がある
乳幼児を保育園に預けて、パートを探しているママも多くなりました。
しかし、乳幼児は急に高熱を出すなど健康的な変化も起こりやすく、ママはどうしても仕事を早退したり、急きょ休みを取るなどの可能性があります。
もちろんずる休みということではなく、乳幼児のことなので職場側でも無理は言えません。
そのため、乳幼児がいるママは条件が悪く、雇う側ではできるだけ採りたくないというのが本音の場合もあります。
しかし、乳幼児や小さい子どもを抱えたママたちを中心に雇っている職場もあるため、その点は企業の考え方次第というところはあります。
前回働いた経歴からずいぶん空いてしまっている
パートの職種にもよりますが、仕事から離れて家庭に入っている時期が長い場合は、技術的なものを身に付けているとしても、それが就職の武器にはなりにくいと言われています。
やはり仕事から長く離れている場合は、即戦力になりにくいと考えられる傾向があるのです。
そのため、履歴書の書き方も注意しましょう。
転職回数が多い
転職回数が多い場合は、いろいろなことを疑われてしまいます。
まず、トラブルということでは人間関係のトラブルが多いのではないかと考えられたり、仕事上のトラブルやミスが多いなど、いわゆる仕事ができないと思われる可能性もあります。
仕事が長続きしないということは、飽きっぽいということも考えられるのです。
他にも健康上の問題として虚弱体質など体の問題や、寝不足や飲み過ぎなど生活習慣に問題があるのではないかと疑われることもあります。
転職が多いとこのようなことを疑われる要因となるのです。
履歴書の書き方が悪い
履歴書は情報が少ない中、雇う側が一番その人を判断する材料に使われやすいと言われています。
履歴書の書き方が雑な場合は、仕事も生き方も雑な人間というふうに見られてしまうことがあるのです。
また、書き方が適当だったりすると、真剣に働く気持ちがないというイメージや、適当な人間というふうに見られることもあり、場合によって知性や常識感が低いとも考えられます。
このように人間性を履歴書から想像されることが多いので、履歴書は丁寧な字できちんと真面目に記入することが大切です。
特にパート主婦は志望動機などもよく見られる傾向にあります。
画像引用元：主婦のためのパート履歴書作成術
清潔感がない
画像引用元：NEVARまとめ
面接のときには清潔感は第一に見られるところです。
お客さまと対面する仕事の場合は、とにかくお店や会社のイメージに関わります。
また、どのような仕事であっても清潔感がないということは、はっきり言えば不潔に感じるということです。
不潔である理由は日常生活に問題があったり、精神的な問題や性格的な問題があるというふうに考えられます。
面接のときに不潔なまま来ること自体、場を読むこともできないと見なされ、仕事には不適切と判断されます。
清潔にしていても、シミのある服や汚れたものを着ないように服装も大切です。
髪の毛もヘアスタイルによって全体が不潔に感じてしまうので、清潔感を意識しましょう。
職種が主婦に合っていない
パートにもいろいろな職種があり、やはり主婦に合っていないものもあります。
例えば、力仕事や夜勤の仕事などは一般的な主婦はなかなかできない仕事です。
子どもがいなかったり、親と同居で家事を気にせず仕事ができるなど、特殊な環境以外は難しいパートもあります。
また、肉体的に主婦には無理だというパートなどもあるので、仕事の内容を理解してから面接を受けるようにしましょう。
そもそもそこまで本気になっていない
面接ではやはりその人の本気度もチェックされます。
「本気でここで働きたい」という熱意のようなものを表さないと、やはり落とされる要因になります。
せっかく本気で仕事をしたいと思っていても、ガツガツすることが苦手な主婦などは、ちょっと小遣い稼ぎのつもりだろうと思われてしまうのです。
やはり仕事がしたいう熱意を感じさせなければ雇う側は選ぼうとしません。
面接の際はポジティブな発言を
面接はその人のイメージが一番チェックされるタイミングです。
面接ではその人の外見からのイメージと内面の両方をチェックします。
外見はパッと見た印象で、清潔感や明るさが大切です。
そして、内面的に大切なことは外見と同じように明るさであり、ポジティブな考え方なのです。
どのような仕事でも、ポジティブで一生懸命頑張る人が一番求められます。
面接ではその辺がチェックされるので明るくポジティブであるところをアピールしましょう。
とにかく探して応募して数をこなそう
パートを探していてもタイミングが悪いときもあり、なかなか受からないこともあります。
そんなときには受からない要因を考え自分を見直すことと同時に、とにかく数をこなすことが大切です。
企業とのタイミングもあるので、あまり落ち込まず数をこなすようにしましょう。
何カ所も失敗するとだんだん気分も落ちてしまいますが、エネルギッシュに明るく面接を受けることが大切です。
