赤ちゃんは基本的にあまり日焼けをしないように注意しなければなりません。
そのため、赤ちゃんの外出するときの日焼け対策は非常に重要です。
大切なチェックポイントや日焼け対策のグッズなど覚えおくと、外出しても赤ちゃんを紫外線から守ることができます。
この記事の内容
赤ちゃんと外出する時の基本ポイント
10~14時はなるべく避ける
外出するタイミングは紫外線の少ない午前中が良いと思われがちですが、午前中なら10時までがベストです。
10時になると紫外線は相当多くなります。
一番注意したい時間帯は10時~14時と言われています。
この時間帯は特に紫外線が強いのですが、もちろん季節によっても少し変わってきます。
もちろんこの時間帯以外でも日差しが強いときはできるだけ長時間の外出を避け、しっかり紫外線対策を行うことが大切です。
肌の露出をしない
赤ちゃんの肌は大人の半分以下の薄さであり、紫外線から守る機能をもつ角質層もまだまだ未熟な状態です。
そのため、さまざまな方法での日焼け対策をすることが大切になります。
外に出るといろいろな方向から紫外線を浴びることになるため、どの日焼け対策も一部的な効果しかありません。
1つの対策方法にこだわらず、幾つかの対策を重ねることも効果的な対策法と言えます。
そこで肌の露出をできるだけ避けるということもポイントとなります。
もちろん薄手の服を一枚着ていても紫外線は通ってしまいますが、それでも直に当たるよりずっとダメージは低下するのです。
できれば赤ちゃん用のUV加工を施した衣類を羽織らせると、より効果的に紫外線対策ができます。
また、夏の時期に肌の露出が多い服を着ていると、虫に刺されることもあるため注意しましょう。
日陰を選んで歩く
もちろんできるだけ日陰を選んで歩くようにしましょう。
また、都心などは地下道も多いので、できるだけ地下を利用するようにしたいものです。
ベビーカーを使う時の日焼け対策
ベビーカーを使用するときには、備え付けの日除けを使用するようにしましょう。
また、赤ちゃんの上に軽く薄いガーゼタイプなどのUV加工をしたケットなどを掛けてあげるなどの工夫もしてみてください。
サンシェードなどで直射日光を避ける
サンシェードはベビーカーに取り付ける、日除け出来る屋根のようなものです。
もともとベビーカーに日除けは付いていますが、それよりもっと大きくUV加工済みのもので、とてもおしゃれな柄のものなど、いろいろな種類が出回っています。
また、ベビーカーについている日除けが大きい場合は、その日除けからふわっと掛けるレースカーテンのようなタイプもあります。
大きな日除けやサンシェードにレースがかぶさっていると、ベビーカーの中はまるで日陰の小さなお部屋のようなります。
地面からの照り返し対策は、位置の低いベビーカーには大切なことです。
もちろん、通気性や染料などの安全性にこだわったものを選びましょう。
ブランケットなどで照り返しを予防
赤ちゃんは足をバタバタさせることもよくあり、せっかく掛けてあげたブランケットも落としてしまうため、ブランケットもベビーカーに固定できるようなタイプが人気です。
その上、当然通気性やUV効果もしっかり考えられています。
抱っこひもを使う時の日焼け対策
抱っこひもの場合はママとピッタリついているので、ママがしっかり日傘などで対策をすることが一番となります。
しかし、足や腕が出るタイプも多いので、この辺の露出は避けるようにしましょう。
ママが日傘を持って直射日光を避ける
特に抱っこしているときなどはママが日傘を持って紫外線を避けるようにしましょう。
日傘は小さなサイズが多いようですが、赤ちゃんと散歩する際は大きめのサイズがおすすめです。
最近は男性用日傘もあり、そういったタイプの方がサイズも大きく便利だと思います。
抱っこひもから出る腕や足は衣類でカバー
抱っこひもから出る腕や足は、ママが日傘などを使っていても防げないこともあります。
紫外線は建物や道路に反射したものもあり、いろいろな方向から振り注ぐため、なかなか守りにくいので注意が必要です。
そのため、衣類で直射日光を避けることも考えましょう。
車で外出する時の日焼け対策
日よけカーテンやサンシェードを使う
車の中はクーラーなどが利いていることから、紫外線のことを意外と忘れがちです。
車の窓ガラスもUV加工されたものが主流となっていますが、やはり注意しなければなりません。
そのため、日除けのカーテン、サンシェードをしっかり使用しましょう。
カーテンなどは法定上、後部席しか使用できません。
ブランケットなどで窓からの日光を防ぐ
お部屋の中でもあまり暗いところに寝かせておくことは、健康上も環境上もよくありません。
お天気の良い日には、明るいお部屋で寝かせたり、ラックに乗せてあげることも大切です。
しかし、直射日光は避けてレースのカーテンを必ず使用しましょう。
普通のレースカーテンではどうしても紫外線の種類によっては侵入してきてしまいます。
そのため、直射日光が当たらないようにしたり、UV加工のカーテンを使用するなども大切です。
手足には薄いガーゼタイプのブランケットなどを上手に利用して、窓からの日光を防ぐようにしてあげてください。
夏用の薄いガーゼタイプのUVカット加工したブランケットなども出回っているので是非一枚持っておきたいものです。
日焼け止めクリームなどを塗っておくことも忘れずに
赤ちゃん用の日焼け止めクリームを使用することもおすすめです。
ただし、商品の説明書に書かれている使用月齢を守ること。
当然、赤ちゃん用は無添加にこだわったものとなりますが、その中でも特にしっかり配合成分にこだわった日焼け止めクリームを選びましょう。
100%無添加、天然成分のみでできたものもあるので、その辺も注意して選びたいものです。