赤ちゃんの紫外線対策は春から!4~5月には日焼け予防を始めよう

日本は季節によって気温や湿度など環境が大きく変化するため、肌への影響も変わってきます。
乳幼児は肌のバリア機能も未熟なため、季節に応じたスキンケアが必要になってくる場合があります。

その中でも気を付けておきたいのが紫外線です。
お散歩をする機会が多くなる春先からは紫外線対策もしっかり始めていきましょう。

ここでは紫外線対策の方法なども解説します。

4~5月の紫外線量はすでに真夏並み

紫外線というと夏に差し掛かる7~8月頃までが年間通しても一番強くなると思われがちですが、桜が咲いて心地良い春先を迎える頃には、すでに紫外線量は夏のピーク時と変わらないほどの量になっています。

紫外線にも種類があり、その中でも「UV-A」と「UV-B」が最も知られていますが、地上に届く紫外線の約95%がUV-Aを占め、肌の奥(真皮)まで届いてシミやシワによる光老化の原因を引き起こすとされています。

これは肌に浴びてすぐに表れるものではなく、長い年月をかけてゆっくり肌に影響を及ぼしていきます。このUV-Aに関しては、季節問わず年間通してほぼ一定量の紫外線が降り注いでいるのです。

お肌の弱い赤ちゃんの素肌を紫外線から守るには、夏場に限らずオールシーズン気を付けてあげましょう。

紫外線を多く浴びてしまうと…

お散歩時や外出時など、赤ちゃんと一緒にお出かけする機会は多いものです。

大人ですら紫外線には気を付けて予防したいですが、大人以上に赤ちゃんは紫外線から守ってあげる必要があります。

紫外線のダメージは肌に記憶され蓄積されるものですが、18才未満の子どもが紫外線を浴び続けた場合、大人になってから皮膚がんの発症率が上がったり、さらに高齢を迎える頃には白内障を発症してしまう恐れがあるとされています。

大人になってからのリスクを高めないためにも、赤ちゃんのうちから紫外線対策はきちんとしてあげてください。

赤ちゃんの日焼けを防ぐコツ

ベビーカーに乗る赤ちゃん

紫外線量の多い春先から夏にかけて日焼け防止に力を入れて安心しきっていませんか?
季節問わず年間通して降り注いでいるのが紫外線。秋や冬だってお肌に紫外線ダメージは受けているので油断してはいけません。

季節に合った日焼け対策をすることで、より赤ちゃんの素肌を守ってあげることが可能です。

意外にも夏同様に紫外線量が多い春から、本格的に日焼け対策をする必要があります。

お出かけ前には日焼け止めを塗ることはもちろんですが、春の暖かさによって虫の発生も徐々に増えてくる季節なので、虫除け対策もできるベビー用日焼け止めを使うと1本で紫外線・虫除け対策ができるのでとても便利です。

夏は海や山などアウトドアがより楽しくなるシーズンですが、アウトドアに赤ちゃんと一緒に出掛ける時はSPF30以上のベビー用日焼け止めを使用するなどして、普段の日焼け止めと使い分けするのも上手な日焼け対策ポイントとなります。

紫外線の多い10~14時の外出はなるべく避ける

紫外線は1日のうち、午前10時頃から徐々に増え始め、一番のピークを12時頃に迎えると、14時を過ぎたあたりから徐々に減る傾向があります。

外出するのであればピークを迎える前の午前中の早い時間帯か、ピークが過ぎた夕方以降の時間帯を選ぶと、紫外線ダメージを減らすことができます。

天候によっても紫外線量は変化し、天気が良い日ほど降り注ぐ紫外線は強くなりますが、曇りや雨の日でも、晴れの日に比べたら少ないですが紫外線はそれでも晴天時の約6割減の量になりますので、天気が悪い日でも紫外線には気を付けましょう。

帽子や長袖を着て日焼け対策

赤ちゃんとママ

赤ちゃんの紫外線防止グッズとして手軽に用意できるのが帽子です。
つばの少し広めの帽子や通気性の良い麦わら帽子などはもちろんですが、上に一枚羽織れる薄手の長袖を着せてあげるのも日焼け予防には効果的です。

UVカット加工のされている黒いカーディガンは紫外線防止にはとてもオススメです。
白色よりも黒色の方が紫外線を吸収するのでその分紫外線カット率が高くなります。
その点から見ても、ママが使用する日傘は白より黒い日傘の方が良いとも言えます。

その他に、ベビーカーで外出する際には日差し避けのサンシェードを取り付けたり、車でお出かけの際にはチャイルドシート横の窓にUVカットフィルムやサンシェードを取り付ける対策方法もあります。

ベビー用の日焼け止めを塗る

紫外線予防は赤ちゃんの時からしっかり始めましょう。
お出かけする時には、顔・首・手足など表に出ている部分にベビー用の日焼け止めを塗ってあげます。

大人用の日焼け止めは決して赤ちゃんには使わないでください。
そもそも、大人と赤ちゃんの肌は厚さやバリア機能が違います。肌機能がまだ未熟な赤ちゃんのお肌は、大人ほど強くありません。

大人用の日焼け止めには紫外線吸収剤が含まれている場合があります。

紫外線吸収剤とは、主に化学合成された成分が配合され、紫外線を受けると化学反応によって熱エネルギーに変換し放出するというものです。

しかし、敏感肌の人はこの化学反応を起こす際に肌に刺激を感じる場合があるとされています。
そんな現象を赤ちゃんの肌の上で起こさせるわけにはいきません。

大人が赤ちゃん用の日焼け止めを使うことはオススメできますが、赤ちゃんが大人用の日焼け止めを使うことは絶対にやめましょう。

赤ちゃん用の日焼け止めの選び方の基本は?

大人とは違いお肌の弱い赤ちゃんに使用する日焼け止めなので、第一に低刺激であること。
そしてノンケミカル処方のものが赤ちゃんには安心して使えます。

ノンケミカルとは紫外線散乱剤のみを使用した日焼け止めのことです。
紫外線散乱剤の最もメジャーな成分は酸化チタンや酸化亜鉛ですが、これらは毒性もアレルギー報告もなく赤ちゃんに使用しても安全な成分だとされています。

紫外線散乱剤は肌に受けた紫外線を反射してブロックし、かぶれなどの肌トラブルも起こりにくいので赤ちゃんをはじめとする敏感肌な大人にもオススメとされています。

紫外線散乱剤と紫外線吸収剤

SPF値は15~25の数値のものを選び、汗をかいたら優しく汗をオフしてから塗り直してあげると紫外線を予防する時間も長くなります。

赤ちゃん用はお湯で簡単に洗い流せるものもあるので、洗い流しに手間のかからない日焼け止めかどうかも見極めて選ぶようにしましょう。

お風呂などで日焼け止めを洗い流した後はしっかり保湿してあげるようにしてください。

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春は花粉などのアレルギー対策も重要

スギ花粉

春になるにつれてつらくなるのがスギやヒノキの花粉によるアレルギー症状。
アレルギー反応により、鼻水・くしゃみ・目の痒みなどに悩まされるパパやママも多いと思います。

赤ちゃんの花粉症ってあまり耳にしないですよね?
実際のところ、1才未満の赤ちゃんが花粉症になることはほとんどないようです。

花粉によるアレルギー症状は、体内に蓄積されて一定量を超えない限り発症しないとされています。
そのため、生まれたばかりの赤ちゃんが花粉症になるリスクはかなり低いようです。

生まれた地域の花粉量や一部両親の遺伝にもよって、早ければ1才を過ぎた頃から花粉によるアレルギー症状が出てくる子もいます。
花粉が家の中に入らないように帰宅時には玄関先で衣類を払ったり、すぐにシャワーを浴びて体や髪に付いた花粉を洗い流したり、こまめに部屋の中を掃除するなどして、花粉症予防を心掛けることが大切です。

これは赤ちゃんの花粉症対策だけではなく、パパママの花粉症対策にもつながります。

ただし、アレルギー対策はしっかり行っておかないと、後々アトピー性皮膚炎の原因になる場合もあるため注意が必要です。

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汗をかいたら汗の処理もしっかりと

汗をかいた赤ちゃん

赤ちゃんはとても汗っかきです。
あの小さな体には大人と同じ数の汗腺があり、汗の量は大人の2倍とも言われています。
赤ちゃんは成長ホルモンの分泌が盛んである影響から新陳代謝も活発なので、大人に比べて汗をかくスピードも速いです。

また、人間は体の体温を下げ一定に保つためにも汗をかきます。
特に暖かくなる春~気温が上昇する夏にかけては体温調節によって汗をかくことも多くなる季節です。

汗をそのまま放置しておくと汗腺に詰まってしまいあせもの原因となります。
おむつの中はとても蒸れやすく、夏にお尻が汗をかいた状態のままでいるとおしっこやうんちが皮膚にくっつきやすくなることでおむつかぶれを引き起こしてしまいます。

汗をかいていたらこまめに拭いてあげてください。
タオルで拭く時も擦るような拭き方ではなく、汗をタオルに吸い込ませるように軽く押し当てる拭き方をすると、赤ちゃんのお肌に負担をかけることなく汗を拭き取ってあげることができます。

春はまだまだ乾燥しているため保湿ケアを怠らない

スキンケアする赤ちゃん

秋から本格的に始まった乾燥シーズンは春先もまだ続いています。
気温の寒暖差でお肌もより敏感になっている時期ですので、赤ちゃんの保湿ケアも手が抜けません。秋冬同様たっぷり保湿し潤いを与えてあげてください。

赤ちゃんのお肌は年間通しても水分量は大人の半分以下です。

お風呂上がりの保湿ケアはもちろんですが、空気が乾燥している秋~春は特に外出先でも赤ちゃんのお肌が乾燥していると感じたらサッと保湿してあげられるように、ベビー用保湿剤をママのバッグに入れて持ち歩けるとより赤ちゃんの乾燥対策が行えます。

赤ちゃんのお肌を保湿することは、乾燥による肌トラブルを防ぐだけではなく、紫外線からお肌を守ることにもつながります。