出産後にぽっこりしたお腹を引き締める方法

出産後はどうしても大きく膨らんだ後の、お腹の引き締めが必要となります。
そのため産後すぐにお腹を引きしめるための、産後用のガードルを使用しているママも多いのではないでしょうか。

もちろんそのようなグッズもおすすめですが、やっぱりしっかりお腹を引きしめる努力が必要となります。

何年もたってしまうと引き締めはとても難しくなるので、出産して体が元に戻ったらお腹の引き締めを意識するようにしましょう。

産後にお腹がたるんでしまう原因

妊娠中に赤ちゃんがだんだん大きくなるにつれて、ママのお腹の皮がどんどん伸びることは仕方のないことです。
そして伸びた皮膚の下には、赤ちゃんを守るために皮下脂肪が付いています。

しかし、これが出産で急に萎むことで、脂肪のついた皮がたるんでしまうのです。
もちろん自然に縮まっていきますが、放っておくと脂肪もついているので、たるみがそのまま残ることも注意しなければなりません。

体は痩せてもお腹だけは、たるんでしまうということも考えられます。

引き締めるのは1ヶ月後くらいからが理想

引き締める努力は出産後約1ヶ月後頃から行うのがベストと言われています。
やはり産後1ヶ月間はママの体を元に戻すための安静期間です。

もちろん安静にしているわけにはいかないとしても、ダイエットなどを考えるより体を戻すことを考えなければなりません。

若いママなどは出産するとすぐに元気になりますが、それでも実は体はまだまだ元に戻っていないのです。

そのため、出産後1ヶ月はなにもせず、それが過ぎたらお腹のたるみ解消のための努力をしていきましょう。

産後1ヶ月後から半年ぐらいは、脂肪をため込まない体質に切り替わり、増えた脂肪を落とそうとする時期でもあるので、たるみ改善やダイエットがスムーズにできる時期なのです。

産後ダイエットを始める時期と痩せやすい時期

2018年7月21日

まずは骨盤矯正からはじめよう

骨盤体操をする

出産では骨盤は開き、数ヶ月掛けてだんだん閉じていきますが、このときにきちんと閉じ切らないこともあります。

それが後々の不調や肥満にもつながるので、しっかりこの時期こそ骨盤体操をして骨盤を良い状態で閉じていくようにしなければなりません。

そのために1日1回でもいいので毎日、骨盤体操を行うようにしましょう。
骨盤体操は骨盤のためだけでなく、腰当たりのストレッチもでき、全体の代謝アップにもつながります。

骨盤ベルトを使用する

骨盤体操をするだけでなく骨盤ベルトを使用し、ある程度強制的に支えることで骨盤矯正のためにはとてもおすすめです。

骨盤が良い状態で閉じていないと、後々ダイエットをしてもなかなか痩せない原因にもなると言われています。

お腹を引き締める方法

エクササイズ

お腹を引き締める方法の1つとしてエクササイズがありますが、授乳中はあまり激しいタイプは厳禁です。
そのため、最初はストレッチ的なものから始めていくといいでしょう。

例えば、ひざをついて手を上で組み、上半身をグーンと上に伸ばしながらゆっくり横に倒していきます。
お腹と脇が引っぱれるまで倒し、5秒程度キープして戻すということを左右交互に行いましょう。

体を倒したときに下腹部をしっかり締めるようにしながら行うと、効果はより高くなります。
このように簡単なエクササイズから、体を慣らしながら行っていきましょう。

他にもバランスボールを使用したエクササイズもおすすめです。
下腹部付近の筋肉を鍛えることで、取れにくい下腹部の脂肪も取れ、たるみも改善されていきます。

産後はなかなかジムなどにも通えないので、自宅で簡単にできるものがおすすめです。

骨盤体操は他にも様々な方法があるため、自分に合った体操を取り入れましょう。

腹式呼吸を意識する

産後授乳中の運動は特に激しいものではなく、ヨガやストレッチ系のものがおすすめですが、そのときには呼吸をしっかり意識することが大切です。

基本は複式呼吸を行うわけですが、初めて行う人はあまり難しいことを考えると息ができなくなってしまうこともあります。

そこでとにかく鼻からゆっくり吸うときにお腹に空気を入れるイメージで、お腹を膨らませていきましょう。

次にゆっくり口からスーッと息を少しずつ吐いていきますが、そのときにはお腹から息が出ていくイメージで、とにかくお腹をへこましていきます。

最初はイメージとお腹を意識的に動かすだけでも、だんだん上手に腹式呼吸ができるようになるはずです。

息を止めずに行うことで、血流も高まり代謝も高くなりダイエットやお腹のたるみ改善効果も期待できます。

食事制限

産後授乳中の食事制限は良くないことは、もちろん母乳の質や量のためですが、やはりご飯の食べ過ぎやお菓子の食べ過ぎのママは糖質摂取量を改善する必要があります。
特に炭水化物や糖分の多いものはできるだけ減らすというのが基本です。

例えば、1食のご飯を1膳以上食べている場合は、軽く1膳で抑えるようにします。

毎日お菓子やケーキなどを食べている人は、できるだけ間食を無くしていくようにしなければ、やはり下腹部のたるみを減らすことはできません。

糖質制限ダイエットで産後太りを解消しよう

2018年7月26日

HMBサプリなどを利用する

HMBサプリは今多くのダイエッターにも人気のサプリですが、タンパク質合成の促進を行い、タンパク質分解を抑えます。

筋肉を落とさず、筋肉を増やす効果があり、お腹のたるみもお腹の筋肉がとても重要となります。

そのためにもHMBサプリもおすすめですが、運動をしなければ効果がありません。

ストレッチなどをしっかり行う場合には効果が実感でき、お腹のたるみも早く改善されるでしょう。

無理なく徐々に引き締めていこう

急激に目に見えるようにたるみが改善しないと不安だというママもいますが、やはりある程度時間をかけてきれいに無理なく引き締めることが大切なのです。

無理な引き締めは、特に授乳中にはおすすめできません。

少し時間が掛かると焦ってしまいますが、これは半年~1年ぐらいのスパンでしっかりきれいに引き締めて元に戻しましょう。