乳児湿疹はいつまで続く?出やすい部位はしっかりスキンケアしよう

赤ちゃんは乳児独特の湿疹が出ることがありますが、症状には個人差があると言われており、長く続くと不安になってしまうママもいるのではないでしょうか。

また、他の赤ちゃんに比べて症状が強く出ている赤ちゃんのママも、不安を抱えてしまっているかも知れません。

そこでここでは乳児湿疹が出やすい時期や部位などについて解説しています。

生後2週間から半年くらいまで乳児湿疹が出ることが多い

乳児湿疹は生後2週間ぐらいから出始める、さまざまな湿疹の総称のことを言います。

乳児湿疹の原因もいろいろあり、さまざまなタイプの症状が生後6カ月ぐらいまで続くこともあると言われているもので、症状が長く続く赤ちゃんでは、お誕生日を過ぎる頃まで続く場合もあるのです。

日本助産学会誌の発表では

生後1か月の期間に何らかの皮膚トラブルがあった者は213名(65.5%),その内おむつ皮膚炎は109名(33.5%),脂漏性湿疹は105名(32.3%),汗疹は55名(16.9%)であった。

と発表されています。

乳児湿疹が出やすい部位

引用元:Yahoo!知恵袋

新生児ニキビなどの場合は、おでこや頬にブツブツが出やすく、赤く化膿した小さなニキビができます。

脂漏性湿疹も顔にも出ることがあり、その場合はやはりおでこなどに出やすくなるのです。
ひどい場合は顔全体、真っ赤になってしまうこともありますが、大体生後6カ月ぐらいになるとサーッときれいになっていきます。
もちろん個人差があり、1才のお誕生日ぐらいまでかかる場合も。

あまり痒みは強くないので掻きこわすことはないものの、ちょっとひっかいただけでも血が出てしまうこともあり、ママの方がびっくりしてしまうこともあるようです。

脂漏性湿疹の場合は顔や頭に出た後、耳に広がるケースも多く、耳にブツブツができるとアッという間に広がってしまい、焦ってしまうママも多いかも知れません。

脂漏性湿疹の場合は頭皮、顔、次に耳に広がることが多いと言われています。

また、乾燥して敏感になっている肌に、涙やよだれなどが耳に流れ、それが原因となってその部分がただれてしまい、まるで切れたような症状を起こすこともあります。

引用元:Yahoo!知恵袋

生後数週間で頭皮に黄色いぶつぶつができ、それがかさぶたのようになるという症状は、多くの赤ちゃんが体験する脂漏性湿疹です。

沐浴のときにベビーオイルなどを使用して、対処してあげることで改善されます。

また、汗のかきやすい夏や、最近では冬でも暖房の効きすぎによって、頭皮に汗疹が増えることもあります。

背中

引用元:NAVERまとめ

赤ちゃんの毛穴は大人と同じ数があります。
赤ちゃんの体面積は大人よりずっと狭いため、大人に比べて非常に汗をかきやすくなっています。

その上、大人も子供も背中は毛穴が多いため、汗をかきやすい部分です。

特になかなか寝返りができない赤ちゃんは寝ている時間も多く、背中にあせもができやすい環境になっているのです。

また小さな赤いブツブツがいっぱいできることもありますが、このような症状は脂漏性湿疹の原因と考えられます。

背中は汗をかきやすくムレやすい部分であることから、このようなトラブルが見られるのです。

腕にできる乳児湿疹というと、やはりあせもが原因の場合が多いようです。
特に肘の内側や手首など、赤ちゃんには深いしわがたくさんあり、そこに汗がたまってしまうことで起こります。
脂漏性湿疹や乳児ニキビはあまり起こる部分ではありません。

引用元:Yahoo!知恵袋

足は足の付け根、膝の裏、足首の前側などに汗がたまりやすく、あせもができやすくなります。

また、足の付け根はおむつのビニール部分にすれた刺激によって、かぶれてしまうことも。
特にオムツの中はおしっこやうんちの毒素が影響してかぶれる場合もあります。

乳児湿疹の主な原因

ホルモンや皮脂の影響

お母さんのお腹にいるときの黄体ホルモンの影響がまだ残っており、それによって皮脂分泌が非常に多くなります。

この状態は生後3カ月頃まで続き、だんだん正常な分泌量に減少していくのです。
皮脂分泌が多い状態のときには新生児ニキビや脂漏性湿疹などが起こります。

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乾燥による影響

泣いている赤ちゃん

皮脂分泌異常が治まってくると、今度は保湿が足らなくなることが多くなります。
特に赤ちゃんの角質層はまだまだ未熟なため、角質層はちょっとした刺激でも壊れてしまいます。

角質層は皮膚内水分を蒸発から守る働きがありますが、角質層が乱れてしまうことで皮膚内水分はどんどん低下していくため乾燥肌になってしまうのです。

乾燥肌になると、もともとデリケートで皮膚の薄い赤ちゃんの肌は、より敏感になってしまいます。
それによって、ちょっとしたことでも影響を受けやすく、ただれ、湿疹、あかぎれなどの、いろいろな症状が起こってしまうのです。

乳児湿疹とアトピー性皮膚炎は違う

アトピー性皮膚炎も乳児から発症することもありますが、乳児のうちはアトピー性皮膚炎と乳児湿疹との区別がとても難しいと言われています。

これはプロの医師でさえ、経過観察ということになりかねません。

もちろん最初からアトピー独特の症状が出ている場合は判断がつくこともありますが、なかなか見分けづらいのが現状です。

症状は似ていてもアトピー性皮膚炎はアレルギーが原因であり、乳児湿疹とはまったく違うものです。

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しっかりスキンケアをして乳児湿疹を予防しよう

清潔にする

赤ちゃんをお風呂に入れるママ

乳児湿疹を予防するためにも、まず清潔にすることが大切です。
皮脂が多い状態であっても、逆に少ない状態であっても、どちらも清潔にして毛穴を塞がないようにすることが大切です。

皮脂が多い場合は毛穴に皮脂がたまり、そこから細菌が繁殖して吹き出物やニキビなどが発症することもあります。

また、逆に乾燥してしまうと敏感肌になり、ちょっとしたことでも肌荒れにつながります。
特に赤ちゃんの場合は、よだれ、汗、排泄物などの刺激などによってかぶれてしまうことも。

赤ちゃんは動きが自由にならないこともあり、ムレやすい部分が多く乳児湿疹の原因になってしまいます。
このような状況だからこそ、清潔を保つことがとても重要なのです。

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保湿する

ベビーローションを塗るママ

生後3カ月ぐらいまではホルモンの影響で皮脂分泌過剰となりますが、それ以降はホルモンの影響もなくなり、皮脂は通常に戻っていきます。

しかし、今度は角質層の未熟さから水分維持が難しく、乾燥しやすくなってしまうのです。

それによって敏感肌になり、ちょっとした刺激から肌トラブルを起こします。
そのため、乳児湿疹の予防には、清潔と同時に保湿がとても重要となるのです。

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スキンケアをしても治らない場合は皮膚科に相談しよう

先生に診てもらっている赤ちゃん

乳児湿疹の改善、予防のためにはしっかりとしたスキンケアが大切であり、それによって改善することができます。

ただし、どんなにしっかりとスキンケアを行っても、なかなか治らない乳児湿疹の場合もあります。

これは赤ちゃんの皮膚の弱さやアレルギーなど、いろいろな違いによっても違うので、スキンケアをした結果がすべて同じではありません。
いくら乳児湿疹であっても赤ちゃんの睡眠の邪魔になったり、ストレスになると成長にも影響するので、医師に相談するようにしましょう。

また、長引くときにはアトピー性皮膚炎の可能性もあります。
赤ちゃんのときには医師もアトピーと乳児湿疹の見分けがつかないこともあり、すぐに診断結果が出るとは限りません。

しかし、経過観察という診断が出たとしても、もしアトピーの場合はより早く治療に入ることができます。

熱がある場合に急激に発疹が出た場合は、突破性湿疹、麻疹、水疱瘡、風疹、手足口病などの場合も考えられるため、これらは単なるスキンケアで治るものではありません。
すぐに病院に連れて行くことが大切です。