下痢でおむつかぶれに?赤ちゃんがギャン泣き時の対策方法

おむつ替えをされる赤ちゃん

乳幼児のおむつ交換をしていると
「あれ?お尻や陰部が赤くなっている…」
というおむつかぶれを起こしているシーンは少なくないと思います。

あまり酷くなると、赤ちゃん自身も痛みを感じて泣いてしまうこともあるため、おむつかぶれが起きてしまった場合はしっかり対処してあげることが大切です。

ここではおむつかぶれになる原因や対策について考えてみたいと思います。

おむつかぶれになる原因

下痢など排泄物によるかぶれ

赤ちゃんの場合、生後3ヶ月ぐらいまではお腹の状態が健康であっても緩めの便がほとんどです。
お腹の調子が悪いときには、当然下痢を起こします。

元々うんちには腸内細菌や酵素、いろいろな毒素やアンモニアが含まれています。
これらは刺激が強く、デリケートな赤ちゃんの肌に悪影響を与えることになります。

また、緩い便は流れやすく、広い範囲で肌に触れてしまうことになります。
そのため、下痢や緩い便の場合はできるだけ早くおむつを替えてあげるようにしましょう。

汗などで蒸れたときによるかぶれ

おむつ交換時

最近は紙おむつが主流であり、一番外側はビニールとなっています。
つまり、紙おむつの場合はどうしても蒸れやすい構造なのです。

そのため、特におしっこやうんちをしていなくても、汗だけでも蒸れやすい環境にあります。

その上、毒素やアンモニアの多いおしっこやうんちがおむつの中にあれば、肌は蒸れるだけではなく、短時間でかぶれてしまうのも当然なのです。

蒸れによって表皮はボロボロになり、肌を守る力はどんどん低下していきます。

乳幼児は肌を守る機能が未熟であり、表皮も大人の半分の約1mmしかないため、乳幼児がおむつを長時間当てていれば、汗だけでもかぶれてしまいます。

おむつの擦れによるかぶれ

おむつの中では、紙の部分がお尻やお腹に当たります。
ウエスト部分や太もものところには、紙やビニールが当たり擦れてしまう状態です。

たった1mm程度しかない乳幼児の肌は、ちょっとした擦れでも皮膚が剥けてしまったり、かぶれてしまう可能性も高くなります。

その上、おむつで包まれている部分は汗で蒸れ、表皮は柔らかい状態になり、とても擦れやすい状態になっているのです。

おしっこやうんちの毒素などが充満しているおむつであれば、デリケートな乳幼児のお尻や太ももは、あっという間にかぶれてしまいます。

おむつかぶれになりやすい体質の子もいる

おむつかぶれになる原因はムレと擦れと毒素であり、おむつ交換を怠ってしまうとどんな赤ちゃんでも、おむつかぶれになる可能性が高くなります。

しかし、おむつ交換をきちんとしていても、かぶれやすい体質の乳幼児もいます。

特に皮膚が薄い、弱いという遺伝や、アレルギー体質などの遺伝を持っている乳幼児は、やはり同じ環境でもおむつかぶれになりやすいと言えます。

また、なかなか治りにくかったり、長引きやすい場合はアレルギー体質の可能性もあります。

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おむつかぶれの主な対策方法

お風呂でキレイに洗う

お風呂に入るママと赤ちゃん

おむつかぶれの対策として、お風呂で体を清潔に洗うことは基本です。

おしっこやうんちの毒素や雑菌などは汗や皮脂と混ざって、サッと拭いたぐらいではなかなかきれいに落ちません。

そのため、1日1回はお風呂でキレイにお尻や太ももや陰部を優しく洗ってあげましょう。
お風呂に入ることで、毛穴に入り込んだ汚れもキレイに取れるはずです。

ベビーパウダーを使う

ベビーパウダー

お尻を洗ったり、おむつ替えのときにベビーパウダーをはたいてあげるのもオススメです。

ベビーパウダーはサラサラ効果があるため、次のおむつ替えまで蒸れ予防として使えます。
また、肌の摩擦を防ぐため赤ちゃんにとっても痛みを感じにくくなります。

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保湿剤でケアする

ベビークリーム

おむつかぶれを予防するために、赤ちゃんの保湿ケアをしっかり行うことも大切です。

乳幼児は保湿不足なので、肌を守る機能はとても低下しています。

そのため、角質層の乱れや表皮のサポートをするためにも、薄いベールで包むような保湿剤でのケアがおすすめです。

ワセリンを使う

保湿剤にはいろいろありますが、特におむつかぶれ予防のためにワセリンを使うというケースもあります。

ワセリンは皮膚内に浸透はせず、皮膚の上をもう一枚薄いベールで包むようなものです。

特におむつかぶれの場合はおむつが擦れたり、排泄物による毒素などと触れたり、ムレによる雑菌などの影響などが大きな原因となります。

このような外敵刺激から守るためには、しっかり肌を包むことのできるワセリンも対処法として使用できます。

ワセリンは純度の高い白色ワセリンなら、安心して赤ちゃんにも使用できます。

皮膚科を受診するかどうかの目安

もちろんおむつかぶれができたからといって、すぐに皮膚科に飛んでいくようなことはしなくても大丈夫。

赤ちゃんならおむつかぶれができるのも当然のことです。

おむつかぶれができたら清潔を心掛け、おむつ替えの間隔を短くします。

また、おむつを取り替えたばかりでも、うんちの臭いがしたらすぐに替えてあげましょう。

お尻や太ももや陰部を清潔に保ち、保湿ケアをしっかり行うことも大切です。

このような対策をとっても、かぶれが治らなかったり、長引いたり、酷くなってきたということであれば、皮膚科に受診してください。

処方される薬は症状によって違う

薬

非ステロイド剤

ステロイドが含まれていない薬で、亜鉛華単軟膏などがありますが、刺激もあるため肌には負担が大きいと言われています。

そのため、続けて使うような症状であれば一度医師に相談しましょう。

ステロイド剤

炎症を抑えるために、酷い炎症を起こしている場合はステロイド剤を使用することもあります。

ただし、ステロイド剤は刺激が強く、症状の改善は早いものの、患部以外にはできるだけ付けないように注意しなければなりません。

また、長い期間使用し続けるのは注意しなければならず、医師に相談しましょう。

抗真菌剤

特にカンジダなど、カビが原因の場合に使われる薬です。
1日何回も付けることは刺激が強すぎるので注意しましょう。

逆にカビが原因でない場合は、悪化することもあるので医師の処方に従って使用することが大切であり、自宅に抗真菌剤があるからといって、勝手に付けるのは避けましょう。

おむつはこまめに交換して予防をしよう

おむつは排泄物からの毒素や雑菌などもたくさん含まれており、もちろんムレによる肌への負担、トラブルなどもあるため長時間着けておくことは絶対に避けなければなりません。

基本的には特に生後1~6ヶ月ぐらいの場合は、1日8~10回の目安でおむつ替えしましょう。

ただし、うんちの臭いがしたり、おしっこがいっぱいになっているようであれば、すぐに替えてあげることも大切です。

生後6ヶ月以降になると水分を摂る量も多くなるので、1回のおしっこでもおむつの中がいっぱいになることもあるので注意しなければなりません。