卒乳や断乳の時期はいつ?母乳を卒業するためのケア

授乳中の赤ちゃん

母乳育児中のママにとって1つの不安材料であることが、
「母乳っていつまであげればいいの?」
ということ。

また、母乳をやめるタイミングや方法なども個人差があるため、どうしても他の家庭と比べてしまいたくなること悩みの1つです。

ちなみに“母乳をやめる”という意味では同じですが、卒乳と断乳という言葉の意味はそれぞれ違うため、意識しておくことも大切です。
ここでは卒乳と断乳の違いや、母乳をやめるキッカケなどを解説しています。

卒乳と断乳の違い

卒乳とは子供が自然と母乳を飲まなくなること

卒乳とは子供がスムーズに自分から母乳から離乳食に移行していくことを言います。
もちろん子供によってスムーズに卒乳をすることができる場合と、おっぱいに執着してしまう子供がいます。

断乳とはママの意思で授乳をやめること

いつまでも卒乳を待っていてもなかなか卒乳できないため、無理にでもママの意志で授乳をストップすることを断乳と言います。

授乳によって精神的な安定を得るなどのメリットもありますが、あまりいつまでも授乳を続けてしまう場合は断乳が必要になることも。

保育園に入れるために、少し早めにママの事情で授乳を卒業させたいときにも断乳をすることがあります。

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卒乳の時期とキッカケ

離乳食を食べる赤ちゃん

卒乳の時期とキッカケは子供によっていろいろですが、一番スムーズな卒乳の形としては、生後半年ぐらいから離乳食が少しずつ始まり、それに従って授乳量が減っていきます。
1歳になった後くらいに離乳食をしっかり食べるようになると自然と授乳から卒業できたというパターンです。

他にも離乳食をどんどん食べるタイプの子供は、それに合わせてママが計画的に授乳を減らしていき、1才のお誕生日を迎える頃には卒乳できたという場合もあります。

卒乳の場合、基本的にはスムーズに授乳をやめられるわけですが、時期としては生後8~9ヶ月から1歳半ぐらいまでに卒業できている子が多いです。

卒乳のケースは様々で、中には

  • ママの計画的な授乳減らしがキッカケになった
  • 離乳食が順調に進んでいることで順調に卒乳できた
  • 風邪などで寝込んだことをキッカケに離乳食だけになった

などがキッカケで卒乳することもあります。

このようにキッカケはいろいろですが、基本は離乳食が順調に進み、食事に慣れることがスムーズな卒乳の条件のようです。

断乳の時期とキッカケ

赤ちゃんとママ

断乳のキッカケや時期としては、ママの仕事の関係などで保育園に預けることがキッカケになって、断乳を無理やり行う場合もあります。

当然断乳が無理な月齢のときには、保育園でもミルクを与えてくれますが、母乳は我慢しなければなりません。
そのような場合は、朝夜だけ授乳を与えるというかたちをとることも多いようです。

朝夜の授乳の卒乳は意外と遅くなり、かなり遅い子は1歳半~2歳頃に断乳するケースもあります。
やはりママもついつい甘えさせてしまい、子供も甘えてしまうということもあるようです。

また、食が細く離乳食があまり順調に進まない子供の場合も、卒乳がなかなかできずに断乳することになってしまうことも多いです。

その場合はやはり1歳半ぐらいで、離乳食をできるだけ食べさせるようにして断乳をさせることになりますが、フォローアップミルクなどを利用することも。

また、単純に甘えっ子で、なかなか断乳ができない場合もあります。
ママのおっぱいがあまり出なくなっても、ママとくっついていたいという欲求が強い子供に多いケースですが、このような場合もやはり2歳ぐらいまでに断乳させることが必要です。

このぐらいになるとママがきちんと話をして、断乳をさせることが多くなります。

母乳はママの体調によっても出にくい場合が出てくるため、そういった場合も断乳のキッカケになります。

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保育園に入る場合は朝や夜だけ授乳するケースもある

母乳を飲む赤ちゃん

ママの仕事の都合などで保育園に入らなければならない場合は、無理にでも断乳しなければなりません。

そんなときには、朝と夜の2回は授乳するというスタイルがおすすめです。

特に0歳児クラスであれば母乳の持つ免疫力や栄養など、まだまだ欲しい年齢でもあります。
そのため、授乳必要時期であれば、そのような方法で母乳を与えることも必要です。

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また、1日中ママと一緒にいられないので、子供にもちょっぴり不安もあるかも知れません。
そんな不安を解消するためにも、コミュニケーションの一環として朝夜の授乳を行った方がよい時期もあります。

断乳した場合は積極的にスキンシップをとろう

赤ちゃんとスキンシップをとるママ

断乳しなければならない場合、例え断乳が必要な年齢であったとしても、その子供にとってはまだまだ授乳というかたちでママとのつながりが欲しいと思っています。

そのため、断乳するときには必ずスキンシップを多くとるようにして、子供の心の安定を図ることが大切です。

断乳しなければならない子供は、精神的な面でママ離れがちょっぴり下手なのかも知れません。

どんなにママ離れをすべき年齢であっても、断乳するときには心が不安定になりやすいのでスキンシップをたっぷりとってあげましょう。

卒乳後は無理にフォローアップミルクをあげる必要はない

フォローアップミルクは卒乳中や卒乳後におすすめのミルクですが、特に授乳を欲しがることがなくスムーズに卒乳できれば特に与える必要はありません。

卒乳にあと一歩というタイミングであれば、フォローアップミルクを上手に使用してあげてください。

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混合授乳の場合はミルクから先に卒業しよう

混合授乳の場合は、できればミルクから卒業させて、ママとのつながりのある母乳の方を最後に卒業させてあげましょう。

母乳の質的なメリットから考えても、子供の精神的な面から考えても、母乳の方を後に卒業させた方がおすすめです。