産前の体型や体重に戻すために、産後ダイエットを行うママは少なくありません。
しかし、忙しい育児の中でダイエットを行うため、何かしらのダイエット飲料を飲んで短時間で効果を出したいと考えるママも多いのではないでしょうか。
産後にダイエット飲料を飲む場合は、ダイエットだけでなく体に良いこと、良い成分であることが大切です。
そこで授乳中でも安心で健康的なダイエットのためのダイエット飲料をご紹介しましょう。
酵素ドリンク&生酵素サプリ
酵素は消化と代謝に欠かせない成分で、体内で作られますがどうしても不足しやすいと言われています。
特に消化のために酵素が消費されてしまうと、代謝のための酵素は不足してしまうのです。
そこで酵素ドリンクを摂取することで体内の酵素量を増やし、代謝を高めることができます。
一般的な酵素ドリンクダイエットの場合は、1回の食事を酵素ドリンクに置き換えますが、授乳中の場合食事の置き換えはおすすめできません。
そのため、授乳中は1日1~2回食後に酵素ドリンクを飲み、体内の酵素を増やすようにしましょう。
それによって代謝が高まりダイエット効果は期待できますが、やはり授乳中は食事制限ができないため結果は緩やかになります。
しかし、代謝の高い体質を作っていくため、授乳が終わってからしっかり酵素ダイエットを行うと、ダイエット効果はスムーズに出やすくなるのです。
また、最近は酵素ドリンクだけでなく、酵素本来の力を働かせるために開発された生酵素サプリなども人気です。
酵素ドリンクと生酵素サプリを併用することで酵素の働きを強めることが可能です。
グリーンスムージー
グリーンスムージーは、野菜ジュースと違い、ミキサーで細かく刻んだ野菜やフルーツでできたジュースのようなものですが、捨てる部分なく摂ることができるので食物繊維も豊富に摂取できます。
不足しがちなビタミン、ミネラルも豊富に摂ることもでき、腸内環境も改善できるので健康効果とともにダイエット効果も大いに期待できるのです。
もともとグリーンスムージーは健康回復のために考えられたもので、授乳中にもぴったりのダイエット法と言えます。
免疫アップや便秘解消、美肌にも高い効果なども期待できるのです。
また、生の野菜やフルーツをふんだんに食べることができるため、体内での酵素生成も高めることができ、代謝アップにもつながります。
ダイエット茶
ダイエット茶と一言でいってもいろいろなお茶があります。
どれもそれぞれダイエット効果を持ったお茶なので、自分にあったものを選ぶといいでしょう。
例えば、ダイエットに効果的なプーアール茶はカフェインが多少含まれています。
そのため、授乳中はあまり大量に飲むことはおすすめできません。
また、ダイエット茶として黒烏龍茶なども人気がありますが、カフェインの量がとても多いので授乳中にはやはりおすすめできないタイプです。
しかし杜仲茶はしっかり脂肪の吸収を抑えますが、ノンカフェインと授乳中にもおすすめのお茶と言われています。
他にもルイボスティーも代謝を高めダイエット効果も注目のお茶です。
もちろんノンカフェインなので、妊娠中から摂取しているママたちも多いのではないでしょうか。
コンブチャ
コンブチャは海外セレブの中で人気が高まったダイエットドリンクの1つです。
日本人にとってコンブチャというと昆布茶を思い出してしまいますが、それとは全く別のドリンクです。
日本でも有名モデルなど多くのファンがいると言われています。
酵母と酵素、アミノ酸、ミネラル、ビタミン、食物繊維が豊富に含まれており、健康的なダイエットに是非おすすめです。
授乳中はコンブチャを毎日1杯飲むことで代謝の高い体質を作ることができ、授乳が終わったら軽く食事制限もプラスするとグーンとダイエット効果が高まるはずです。
青汁
青汁は緑黄野菜中心にビタミン、ミネラルが豊富となっており、野菜不足気味の現代の食生活にはぴったり。
食物繊維も豊富に含まれ腸内環境を整えるため、産後のダイエットのためにもおすすめです。
しかし、授乳中はどんな青汁でもOKということではありません。
青汁は緑茶などを味つけに使用しているものも多く、カフェインが含有されているタイプは避けるようにします。
また、残留農薬などもしっかりチェックされ、赤ちゃんにとっても安全であるという検査済みであることも大切です。
青汁の説明書(但し書き書)に、妊娠中や授乳中には摂取はおすすめできないと書かれているものは避けましょう。
豆乳
カルシウム、マグネシウムなど赤ちゃんの骨を作るためにも重要ですが、これらを簡単に摂取するためにも特に牛乳が良いと言われています。
しかし脂肪分が高いことから、できるだけダイエットを意識しているママには豆乳がおすすめです。
豆乳にはエストロゲン様の成分も配合され、ホルモンバランスの乱れも整えてくれるので、産後のダイエットには是非取り入れたいドリンクの1つと言えます。
炭酸水
産後授乳中のダイエットはあまり厳しい食事制限はおすすめできませんが、やはり間食や食事の過剰摂取はコントロールする必要があります。
そのときに炭酸水をプラスすることで満腹感が得られます。
カロリーはもちろんゼロなので安心して飲むことができるのです。
お腹が空いたときに炭酸水を飲むと満腹感があるため、間食や食事を減らすことができます。
また、炭酸ガスの刺激が便秘解消にもつながるため、よりダイエット効果を高めてくれるのです。
他にも炭酸水を摂取することで血中の二酸化炭素濃度が上り、血行が高まり代謝もアップします。
ちなみに炭酸水は酵素ドリンクとの相性も高いです。
痩せないからといって過剰摂取はしない
どれも産後のダイエットを意識している時期には、ダイエットをサポートしてくれるダイエットドリンクですが、過剰摂取したからといってダイエット効果が高まるわけではありません。
無駄な過剰摂取などせずに、いろいろなタイプのダイエットドリンクを知っておくと、そのときどきに合わせて、いろいろなダイエットドリンクを取り入れることができます。
例えば、朝食には一杯のグリーンスムージーを取り入れ、間食が食べたくなったら炭酸水を飲で、間食を我慢してみましょう。
また、パン食のときに飲む牛乳や調理に使う牛乳を豆乳に替えてみたり、食事中はルイボスティを飲むなどいろいろ応用してみましょう。
軽い運動を取り入れると効果的
ダイエットドリンクは、それだけで確実にめきめき痩せるというものではなく、サポート的なものです。
しかし、産後授乳中は特に食事制限ダイエットもあまりおすすめできないため、軽い運動を取り入れるようにしましょう。
この時期は家事や育児に忙しい時期なので、激しい運動は疲労につながり母乳にも影響します。
そのため、軽いヨガ、ストレッチ、ウオーキングなどを毎日続けて取り入れましょう。
ダイエットドリンクとの相乗効果によって、よりダイエットが進みます。